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風が強く吹いている [読書]

風が強く吹いている
三浦しをんさん著

走(かける)は走る為に生まれてきた。
昔から走るのが大好きだった。 
そんな彼が偶然出合ったハイジに連れてこられた
アオタケという学生寮。
ちょうど9部屋ある寮の10人目として連れてこられたのだった。

ハイジの計画とは実はこの10人で箱根駅伝を目指すというものだった。
毎年、お正月1月2.3日に行われる箱根駅伝。
東京の読売新聞本社前をスタートして箱根の山までの往路。
そしてその帰り道の復路。

住人たちはもちろん反対するがハイジに握られた住人達の安定した生活が壊されるのが嫌でみんなで無理やり参加となる。
しかし、住人達は次第に陸上の魅力に取り込まれていく。

みんなが夢中になって箱根を目指していったとき、本当の意味での協力する陸上が実現していく。

箱根を目指す大学生達の感動のストーリー。




前回に続いて大学生のストーリーでしたが「砂漠」の学生達とは明らかに違うスポーツに打ち込む学生達。
まじめな中にも生き抜きだって必要だって酒も飲む。 禁煙もする。
真剣になにかに打ち込むってことはなんだっていいもんだな。
なーんて思いました。
素人が箱根駅伝に向けてトレーニングしたら1年でいけるのか?って疑問ももちろんぬぐえないところはありますがそんなことは気にせず、まじめに進む学生達の姿を想像すればいいのでしょう。

きっと感動するような場面が出てくるはずですから。

スポーツ根性ものですが、駅伝って題材がよいです。
だって、たすきをつなげるってとことか、走っているときは一人ひとり孤独を味わったりとかってね。

孤独を背負って走るサラリーマンは誰かにたすきを繋げられるのか?
(笑)

さーて、自分も久しぶりに走ろうかな。
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